「松本商店」立ち上げインタビュー

2022年春、フルオーダー型の住宅リノベーションを手掛ける「nuリノベーション」出身の二人が立ち上げた「松本商店」。店舗づくりのセオリーであるスピーディーさよりも、“手間ひまを掛けること”にこだわる真の理由とは?ブランドに対する想いや今後の展望を二人の松本が語る

こんな時代だからこそ

「松本商店」を立ち上げたきっかけは?

松本健明:本格的に始動したのは、去年の春頃です。元々、前職で商業店舗の設計をしていたので、いつかまた店舗の仕事がしてみたいなと密かに思っていて。そんな中、コロナ禍に突入し、松本商店のオフィスがある恵比寿もそうですが、多くのお店に閉店の張り紙が貼られるようになりました。そんな状況を目の当たりにし、僕たちに何か出来ることはないかと思い立ち上げたのが、商業店舗のトータルデザインをサポートする「松本商店」です。

松本紳吾:コロナ禍で色んなことがオンライン化されていっているからこそ、実店舗の存在意義や価値が改めて見直されていると思うんです。そういう世情や僕たちがフルオーダー型の住宅リノベーションを手掛けてきたというバックボーンを踏まえた時に、スピードを重視した画一的な店舗づくりではなく、クライアントの価値観にしっかりと寄り添った設計・施工を行っていきたいと考えました。その想いが表現されているのが、ブランドビジョンの“語り継がれる物語を創る”です。

“語り継がれる物語”を創る

―これからの展望を教えてください。

松本健明:長く愛される店舗って、内装デザインの質が良いのはもちろんですが、そういう建築だけじゃなくてHPやロゴデザイン、店員さんの服装など。そういう所も含めてデザインされている店舗だと思うんです。なので、松本商店ではそういう全体的なお話もさせていただいて、クライアントの方と一緒に創り上げて行けたらいいなと思っています。

松本紳吾:僕たちがそういった考えを大切にしているからこそ、松本商店には各専門分野のスタッフを在籍させて、クリエイティブ周りも含めたトータルデザインでお客様をサポートさせていただく環境を整えています。この強みを活かしながら、ひとつでも多くの“語り継がれる物語”を創造し、街に明かりを灯し続けたいですね。